「用・美・愉」すべてのバランスにすぐれた器たちです。
伝統をふまえた堅実なつくりと、現代空間に馴染む軽やかさ・あかるさの
両方を兼ね備えた類まれな器たち…

「ハンドルのフィット感や、口につけた時の安心感、そして食材の盛りやすさ」
「こだわった釉薬や化粧や陶土、またシンプルで上品な曲線や配色」
信楽らしい大胆さの中に、繊細な心づかいをしのばせた
器たちは見た目だけでなく、手に取ってこそ、その良さが伝わります。

自然が生み出す様々なカタチや、私達ひとりひとりの個性と同じように、
いろいろな表情をもった器たち…。
工業製品と言うより、どちらかと言うと農作物にとても近い感覚かもしれません。
［不均質］の大切さを知っている熟達者が遊び心とまごころをいっぱい詰め込んで
つくった器たちです。

滋賀県甲賀市信楽町でつくられているやきもの。
日本六古窯の一つと数えられ、
1260年もの永い歴史があるといわれています。
1976年（昭和51年）に国から伝統的工芸品の指定を受けています。